アイヌモシリ -神々の住む大地-
ステンドグラス作家・中野竜志氏とアイヌ文様研究家・藤岡千代美氏のコラボレーションによって本ステンドグラスが造られました。 新千歳空港は、国内外からの多くの観光客が利用する北海道の玄関口となる空港で、本作品は国際線保安検査場入り口に設置されています。 このステンドグラスは、北海道の大自然とそこに生きる動物たちにアイヌの伝統的な文様を組み合せ、旅の思い出と安全を祈り旅行者をお見送りしたいという想いから造られました。 ステンドグラスに描かれている動物は、左から、タンチョウヅル、エゾヒグマ、アキアジ、シマフクロウ、オオワシ、キタキツネ、シャチ、エゾシカです。 大自然と共に生きるアイヌ民族は、動植物や山や湖などの自然、または自然現象などあらゆるものに「神(カムイ)」が宿るとして崇め大切にしてきました。また、アイヌ文様には身を守るための厄除けやお守りの意味が込められています。
制作風景
作家 |
中野竜志、藤岡千代美 |
素材 |
ステンドグラス |
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寸法 |
H2.1xW1.6x8 panels |
製作年 |
2019 |
設置場所 (日本) |
北海道・新千歳空港 |
設置場所 (ヴィシー) |
Médiathèque Valéry Larbaud De Vichy |